「リトルランボーズ」観てきました。
あらすじ:
大人になるしかなかった子供と、子供らしさを禁じられた子供。彼らを救ったのは、愛でも、神様でもなく、〈たった一本の映画〉だった ――。1982年、イギリス。11歳のウィルは教会の厳しい規律のもと、音楽や映画、TVなど、すべての娯楽を禁止されて育ってきた。そんなある日、ウィルは学校きっての問題児で、いろんな悪さを平気で働くカーターと出会い、彼の自宅で生まれて初めて映画『ランボー』を観る。それはウィルにとって人生最初で最高の衝撃だった・・・。そして、僕らもこんな映画を作りたい!そんな気持ちで結ばれた二人は、お手製の映画作りを通じて友情を深めていく。とびきりポップな感動に包み込んでくれる、遊びごころがギッシリ詰まった少年たちの友情と絆の物語。(引用/http://www.amazon.co.jp)
official site:http://rambows.jp/
キャスト、展開、映像含めとにかくすごく良い映画でした。
もう1回劇場に観にいきたいくらいです。
ミニシネマ系なので東京近辺で上映している映画館があまりないのですが
渋谷のシネクイントでは来週末くらいまで放映しているみたいです。ぜひ。
作中にTravisがカメオ出演しているので観に行った人は探してみるのも面白いかも。
ちなみに、この作品の脚本・監督を務めたガース・ジェニングスはBlurの
Coffee and TVやVampire WeekendのCousinsなどのPV映像を撮った人だとか。
★★★★★
※ここから下は更に細かい感想です。
ネタばれあるかもしれないので注意。
一言でいうと両親不在の家庭で横暴な兄と2人きりで暮らし
学校で問題ばかり起こしている悪ガキ少年と、
保守派キリスト教の家庭で現代的な娯楽を一切禁止されている
大人しくて空想好きな少年の友情物語ですが・・・
とにかく子役の演技が素晴らしかったです。
特に悪ガキ役の子の雰囲気がちょっとリバー・フェニックスに似てるなぁ・・と。
(演技が上手いという意味でも。。)
そして男兄弟の関係性の描き方とか、保守派キリスト教のコミュニティの
うざったい感じとか脚本がよく出来ているなぁと思いました。
さらに演出で普通の映像に手書きの絵を絡ませていたのが素晴らしかったです。
話が進むうちに家庭や人間関係の問題がかなりゴタゴタしていったので、
どうやって結末に持っていくのかと思いましたが、
最後かなり上手くできています。なので後味もよかったです。
そうそう、フランスから来たイケてる(?)留学生役の少年、
バティニョールおじさんに出ていたジュール・シトリュクなんですね!!
随分大きくなっていたので観終わるまで気づきませんでした。
好きな子役だったのでちょっとテンションあがりました。。
ちなみにTravisは中盤あたりで出ています。
かなりさりげなく出演しているので私もアンディまでは確認できませんでしたが・・
飛ぶ犬が化学室に突っ込んだ後の職員室の場面で後ろの方に出演しています。
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